でっかいどうのちっちゃい家(北海道のタイニーハウス)

 懸案だった、日曜大工で年金生活者用の家を造る。どこまで一人で出来るのだろうか?と言う訳で、分らないから試してみるのだ!
 日曜大工で 3坪、100万円の年金生活用太陽光発電シャックを建てる〜の巻  〜とりあえずやってみる Do it Now!〜

 国民年金の満額780,000円+任意加入5年(100,000円)=100万円以下で暮らす、のほほん年金生活を目指す。
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  東総ベースは、現在、詳細を公開していません。概略のみです。
東総ベース その1
  この建物を計画したとき、最初に考えたのが「ディズニー」×「ピクサー」の「UP(邦題「カール爺さんの空飛ぶ家」)」 
 だった。たまたま、一部が凹んだコンクリートブロック基礎の形状がこの形に、まさにピッタリだったのだ。
 しかし急勾配の屋根に棟が3つ、谷が4本。造れなくはないけれど、それには時間と材料費が半端では無く、しかも
 雨じまいに不安が残るので断念した。
 ちなみに、基礎を元々の7.5坪分を使用すると、この形が可能となる。
  カール爺さんの空飛ぶ家は、外側のサイズと、中のサイズが驚くほど大きく異なっている。なお、カール爺さんの
 空飛ぶ家は、建築時期および破損部分の状況から見てバルーンフレーム構造と思われる。

 

東総ベース その2 (Bハウス)

  次に考えたのがツインゲーブルタイプの建物で、屋根は急勾配で棟は2つあって、なかなか面白い形になる。
 これは、上記7.5坪の内、右側の1.5坪分を使用せず、6坪部分のみを使用して計画している。
 なお、中央部分は後ろ側に流れる片流れの屋根となり、全体が谷となる。
 しかも、施工は「カール爺さんの家」ほど難しくは無いのでこれで行こうと思い、施工図を書いて見た。
 構造的にも問題は無く良いプランだと思ったのだが、やはりコスト的には無駄が出ること、谷の処理が2つ出来ること
 を勘案して保留にした。毎年の様に台風の直撃を受け、さらに台風並みの風雨が激増している昨今、やはり谷部分
 漏からの水は、建物にとっては致命的であり、不安の種であることは間違いが無いからだ。
 ちなみに、施工図は伏図を含めてかなり詳細に書いている。それは、材の使いまわしの可否や材を拾い出すときに
 落しが無い様にすることで、必要金額を確実に把握するためでもある。これは枠組図に自作建具を書き込んでいる。

 

東総ベース その3 (Gハウス)

  その次に考えたのが切り妻屋根で約6寸勾配、オーソドックスで安定したAトラス構造のシンプルな建物である。
 スパンが12尺で6寸勾配程度のAトラス構造は、最も安定した構造であり、私の目指す住まい三原則に合致して
 いる。谷も無く、雨じまいに何の不安も無い。ちなみに、ロフトは設けず、入り口は妻側に移動してみた。
 勾配の6寸は、経験的に屋根足場の不要な勾配だのだ。6寸を超えると屋根足場が無いと、落下の恐れがある。
 ツインゲーブルを捨て、これで決めようと思った。思ったのだが、面白みが全くない。まるで倉庫の様では無いか。

 

東総ベース その4 

  ソルトボックス型で決定した。と思った。当地は、成田周辺で雪が降っていても雨と言う地域であり、これからの
 温暖化を勘案して積雪の考慮は不要と考え、勾配5%の陸屋根に近い片流れ屋根として考えた。
 勾配の5%というのは、片流れのトラス組を考えたときに上弦材が12フィートのディメンションランバーで足りる勾配
 なのである。コストパフォーマンスが最大値である。
 実は色を別にすると、元々30年前にここに建てた7.5坪のセルフビルドの建物の形にほぼ同じである。その建物は、
 ちょっと格好を付けて、壁に工夫をしてあったが、今回は6坪に減築し、そうした装飾も廃してシンプルな建物とした。
 太陽光発電用の屋根としては不利になったのだが、売電する訳でなし、効率を追求するものでもないので、これで
 良しとした。

 

東総ベース その5

  最終的には、緩勾配の切り妻屋根に決定した。
 と言うのは、コストばかりを優先してソルトボックス型としたが、圧倒的に太陽光発電には向いていない。
 PVモジュールを載せるためには、屋根勾配とは異なる方向へ向けた架台を大々的に設置する必要が生じ、
 そのための大いなる時間と多大な費用がかかることを、うっかりと失念していた。 
  ここは太陽光発電で出来る生活という本来の趣旨に戻り、切妻屋根の向きが東西方向であることを勘案し、
 構造的には「その3(Gハウス)」程度の勾配が理想だが、止むを得ず東西向きの太陽光発電的には有利と
 思われる、Aトラスとしてはぎりぎりの緩勾配の切妻屋根とする。
 南向きなら、Gハウス(約6寸勾配:30度)で完璧だったのだが、東西向きでは最も発電量の稼げる南中時
 周辺時間帯の発電量が圧倒的に不利になってしまう。
 ちなみに、屋根勾配は2寸勾配(11.31°)とした。これは、12フィートの材を最大限に生かした結果である。
 使用材および費用は、結果として上記のソルトボックス型より若干少なくなっている。
 形がつまらないのは、これは止むを得ない。ただ、ほどなく気にならなくなることだろう。

 

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